伊万里 染付猪口

伊万里の初期手の染付猪口です。生掛け釉のぽってりとした肌が好ましく、高台際の釉切れも良い。シンプルでモダンな絵付けが味わい深く、飽きが来ないので日々の酒に恰好のものです。やや上げ底で、ズシっとした手取りも嬉しい。
口縁にソゲの銀直し一か所、見込みにうっすらとカマニュウがありますが、柔和な佇まいからでしょうか、不思議と全然気になりません。新潮社から発刊された坂田和實氏の著書「ひとりよがりのものさし」に同手の猪口が掲載されており、そこに「ソバチョコの欠けや直しは気にしない、むしろあれば、もっと効果的なはず。入って来た古道具屋は必ず参ります」という楽しい文が添えられています。もちろん無傷に越したことはないでしょう。しかし傷をものともせぬ魅力を、傷ゆえに見逃してしまうのは危ういことだと考えさせられました。
送料込 30.000円

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