江戸ガラス フラスコ形瓶


江戸ガラスのフラスコ形瓶です。ポルトガル語の「アボーフラ(南瓜形)」を語源とする「ボウフラ形瓶」とも呼ばれる品物です。江戸ガラスにおいては古作に類し、なかなか見つからないものです。かたちの持つ美しさ、力強さ、そうしたものを存分に楽しめる作品です。古さのゆえに、かえって新鮮さ、モダンさを感じさせてくれる、そんな不思議なカタチです。

鎖国時に欧州から長崎に輸入されたビイドロ作品群を見て、驚きとともに感動した職人たちが、最初に和ガラスを造り始めました。舶来品に比べると、どこか不安定で、儚げで、やわらかく、まるで宙を舞う風船のようにつかみどころがない。そんな独特の魅力を持っており、心を引き寄せます。この古作の徳利は、本来の用途は酒器であったと思われます。しかし先述のように儚いほど薄く軽いつくりで、はたして燗をつけたものか。サイズも25センチと大ぶりで、今では花器にするのが穏当でありましょう。

江戸期の古い桐箱が付属しますが、後世に合わせたものです。内部にはウブな水汚れが付着しており、酸系統のもので洗浄すると取れるようですが、そのままにしております。

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