高麗青磁 白黒象嵌 角盃


活きのよい釉肌と象嵌文様を誇る、魅力ある高麗青磁の角盃です。角盃はもともと獣角を用いた酒器ですが、それを金属や陶磁器で模したものです。源流は古代ペルシャやギリシャなどのリュトンで、シルクロードを経て中国に伝わり、こうして高麗にも及んだ。口縁に雷文、中央に菊花文、下部に蓮弁文、仏教文化の華やかな高麗国独特の雰囲気を持った美しい象嵌です。ニュウや金直しが散見され、ごらんのようなコンディションではあるものの、直しは丁寧な本職によるもので、見込みは荒れずに美しく、全体の肌もカセがなく潤っていて、酒器として気持ちよくお使いいただけるものです。

底部はわずかに水平に整えられており、辛うじて自立しますが当然安定はしません。しかしそれでも自立するというのは珍しいことです。やはり角盃、盃台がなくば飲み干すまで手放すこと能いませんが、非常に歴史のあるこの形を掌で賞玩しながら、日本酒、あるいはやや大ぶりなので焼酎、マッコリなどを味わっていただくのも、風流で、乙なのではないかと思っております。

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