あけましておめでとうございます。古美術店真魚は、どうにか皆さまに支えられながら、2025年を迎えることができました。本当にありがとうございます。
今の世の中は、どうやら大きな転換点を迎えつつあるようです。混乱や困難に翻弄されることも、もしかするとあるかもしれません。そんな中でも、弊店は小さな骨董屋ではありますが、皆さまにとって価値あるものを提供できるよう、少しでも努力して参りますので、本年も何とぞよろしくお願いします。
画像は瑠璃祥瑞徳利と黄瀬戸酒呑。新年のハレの酒器として。祥瑞徳利は出光美術館の図録に、同手が掲載されております。黄瀬戸は酒盃としては大ぶりで、小筒向の生まれです。ぐい呑み手の釉肌で、ほのかに青い卯の斑が、多く表れております。