17.鉄砂塩笥(李朝中期)
径7.7㎝ H7.8㎝
野の草花。あくまでも自由である。自然体である。素朴である。こんな絵付けがあるのかと驚かされた作品です。形もよく、コロンとした佇まいも、ため息を誘う。高台は平底で、整えず、叩いただけで荒く仕上げている。それもまた良い。鉄砂のぐりんとした草は元気だ。てらいがない。見ていて胸がすく。李朝の陶工は、時に、驚くべき無心の芸術を生む。
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「素心」朴訥なる茶碗展
2025年9月13日~19日 12:00~19:00(13日は予約推奨)
会場:京都市東山区五軒町106アルナイル1階 骨董真魚