⑳常滑山茶碗

⑳常滑山茶碗(鎌倉時代)

D15.8㎝ H5.1㎝ わずかに補修有り 秦秀雄旧蔵

 

一種定番であろう常滑の山茶碗。おかずを盛るのに持ってこいであった。かなり使い込まれたもので、肌がよく落ち着いている。天場ではないものの釉もしっかりあって魅力的だ。見込みの茫洋とした景色を日の出に見立てたものか、旧蔵の秦秀雄は「御来迎」と箱書きしている。御来光ではなく御来迎としたのは、このうつわに物質以上の精神的なものを見たのだろうか。

 

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