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⑨古染付圏線文皿
⑨古染付圏線文皿(明末) D20.6㎝ H4cm 非常に珍しいモダンデザインの古染付である。20センチ強の寸法もありがたく、幅広い用途がかなう。どんな料理でも菓子でも似合うに決まっている

⑩灰釉猪口
⑩灰釉猪口(江戸時代) D6cm H5.2㎝ 四客有 それぞれ小傷 御深井の灰釉猪口。伝世の肌が美しい。そしてこの簡素なる姿。何ものにも媚びていない素直な形だと感じる。私は食卓の茶によく

⑪呉須鶴文茶碗
⑪呉須鶴文茶碗(明末) D12cm H5.5㎝ 皿や鉢は多い中、呉須の碗は探すと見つからぬ。見込みの円圏に飛鶴を描いただけの簡素なデザインもまた珍しい。甘手だが砂糖菓子を思わせる釉肌で、

⑫剣先コップ
⑫剣先コップ(明治時代) D7㎝ H8.6㎝ 豊かな気泡と紫味を帯びた剣先。当時の工業製品ながら手作りに近しい魅力を持っている。この色合い、この小ぶりな寸法。実におもしろきガラスコップ。

⑬秋草文蕎麦猪口
⑬秋草文蕎麦猪口(江戸時代) D7.6㎝ H5.8㎝ 口のソゲ(補修中) もやがかる茫洋とした野に、楚々として秋の草花が揺れている、そんな抒情的な蕎麦猪口である。紫色の霞が上部に配されて

⑭白楽花形向付
⑭白楽花形向付(江戸時代) D16.5㎝ H5.2㎝ 縁の金直し有 珍しい白楽の花形向付。百合であろうか。印がなく作者は判然としないが18世紀のものであろう。楽向付は黒や赤が主流だがこの

⑮古伊万里白磁蓋茶碗
⑮古伊万里白磁蓋茶碗(江戸時代) D10.3㎝ H6.2㎝(蓋含まず) 白磁は嘘がつけない。形に本質がそのまま表れてしまう。だから難しい。…そうした評をされる白磁だが、こと古伊万里白磁に

⑯古染付芭蕉文皿
⑯古染付芭蕉文皿(明末) D15.2㎝ H3.4㎝ 桐箱を伴う 芭蕉葉を大胆にデザイン的に配した古染付の皿。葉脈の書き方といい、これを迷いなく書けてしまうのは尊敬できる。さてこの芭蕉の上

⑰柳文石皿
⑰柳文石皿(江戸時代) D23㎝ H4.3㎝ 桐箱を伴う 枝垂れた柳の枝葉を三つ、さらっと描いただけの石皿。簡素きわまりない構図なれど、そこに宮本武蔵さながらの深みを感じさせてくれる図だ

⑱無地志野盃
⑱無地志野盃(桃山~江戸時代) D6.7㎝ H3.5㎝ 銀繕い有り かわいらしい寸法の無地志野盃。ちょっと呑みたいな、という気分の時に用いたいもの。見込みがきれいで、酒を入れるとなおさら

企画展「骨董屋の食器棚」ポリシー
展示即売会「骨董屋の食器棚」ポリシー 会場:骨董真魚 京都市東山区五軒町106 アルナイル一階 期日:令和8年9月22日~9月29日 営業時間:12:00~19:00 入場制限:あまりな

特別展示:田の神さま
田の神(江戸時代) 愛らしく満面に微笑んでいるタンカアサン。ずんぐりした体形に、着色も鮮やかで好ましい。左手にオワンと右手にシャモジを持ち、いかにも幸せそう。これは、毎日のおいしいごはん

①志野織部輪線台鉢
①志野織部輪線台鉢(江戸初期) D16㎝ H5.8㎝ 金繕い 伝世の志野織部の洒脱な作品である。ふだんづかいのうつわとして、いきなり茶陶を紹介するのはどうか、と言われてしまうかもしれない

②古伊万里横矢筈文蕎麦猪口
②古伊万里横矢筈文蕎麦猪口(江戸時代) D7.2㎝ H5.4㎝ 高台の剥がし痕のみ 定番の矢筈だが、ちょっと珍しい横矢筈。模様が横に倒されているだけで、不思議とお洒落さが増しているように

③無地刷毛目鉢
③無地刷毛目鉢(李朝前期) D17.2㎝ H8.4㎝ 金繕い 丼としてはやや小振りかもしれないが、とても使い勝手のよい器。味わいよく育ってきているが、まだまだこれからの成長期だと感じてい

④古唐津皿
④古唐津皿(桃山時代) D23㎝ H7㎝ 傷の金直し 桐箱を伴う 無心に轆轤引きされたであろう、まるで自然石のような形をした古唐津の皿。肌もすばらしく、枯淡の景のようでいて、伝世の潤いで

⑤織部小碗
⑤織部小碗(江戸初期) D8.8㎝ H4.8㎝ 口縁に直し、深めのニュウ一本 中部の好事家が所有していた発掘の織部大盃。灰釉に織部釉のグリーンを着せて、その雨垂れの調子がじつに美しく、こ

⑥木原茶碗
⑥木原茶碗(江戸初期) D10.6㎝ H7㎝ 梨地の直し有 幕状に掛け分けられた面白い木原茶碗。その配色の妙と、さらりと描かれた抽象的な絵付。やや鈍重のきらいがある素直な碗形。そして丁寧

⑦大正ガラス青縁手付注器
⑦大正ガラス青縁手付注器(大正時代) H11.5㎝ いかにも見目涼しげな大正ガラスの注器。片口にして酒盃に沿えても良いものだ。夏に使いたいもので、この紹介はやや旬の時期を逸したきらいもあ

⑧瀬戸片口鉢
⑧瀬戸片口鉢(江戸時代) D14.8㎝ H8.6㎝ 口縁の古い傷の直し 時代桐箱が伴う 当方初見の瀬戸の片口鉢。枇杷色を呈する肌にあざやかな織部釉が無造作に流しかけられていて、そのデザイ