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(SOLD)当尾 森八幡宮 線刻不動明王 拓本 掛軸
商品名:(SOLD)当尾 森八幡宮 線刻不動明王 拓本 掛軸
時代:正中三年(1326年:鎌倉後期)幕末明治頃の拓本
サイズ:表装192×77㎝ 本紙129×66㎝
付属品:なし(線刻毘沙門天拓本と一対)
京都府木津川市の加茂町にある当尾・森八幡宮の摩崖仏拓本です。森八幡宮は聖武天皇が恭仁宮を造営した際に宇佐八幡宮が勧請されたという蒼古とした歴史ある神社です。本殿のそばに岩に刻まれた不動明王と毘沙門天が並んでございます。右手に毘沙門天、左手に不動明王。こちらは左手の不動明王の摩崖仏拓本です。
火炎光背に天地眼、牙を剥いた忿怒形と、克明に刻まれた明王の御姿は、鎌倉期ならではの量感豊かな力強さに溢れており、尊像の周囲に銘文が刻まれています。すなわち「松童之本地」「于時正中三年丙寅三月十八日」「勧十方檀那奉造立之願主仏師佮阿」とあり、これにより松童という八幡神の本地仏としてこの不動明王が建立されたことが表されております。京都府指定文化財になっており文化財保護の観点から今は 一切拓本を取ることが許されておらず、そもそも数も限られているため非常に珍しい拓本であります。しかも幕末明治ごろの拓と思われ非常に古格があることと、克明に採拓されて鑑賞上好ましいことと、下部に「八幡宮御神璽」の印が押されていることが尚も面白い(これは神社のお墨付きのようなものでしょう、今日では考えられぬことです)。
仏教美術の拓本として貴重な遺例と思われます。同時出品の毘沙門天とともに一対の幅として愛好家の方にお渡しできればと思っています。
売約済となりました。まことにありがとうございました。
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