阿蘭陀 色絵花文鉢

阿蘭陀色絵花文鉢です。鉛釉ならではのまったりした肌に、阿蘭陀特有の活き活きとした稚気あふれる絵付け。手に触れると柔らかい質感が伝わってくる、じつに茶人好みの器です。実際に、江戸期の茶人が注文したもので、江戸期の伝世桐箱が伴います。同手品が根津美術館編「阿蘭陀」図録№78に掲載されております。強肴の器として、あるいは菓子鉢として、奥行きを持たせてくれる佳品。口縁に二か所、ソゲの共直しがありますが、気になるほどではありません。高台にも古いソゲがありますが、虫食いにまぎれる程度。伝世の阿蘭陀として実に良好なコンディションです。

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