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⑲高麗青磁鉢
⑲高麗青磁鉢(高麗時代) D18.6㎝ H8.8㎝ 金繕い少々 時代桐箱を伴う 発色と造りのよい高麗青磁。わずかな傷は一般的には惜しまれるものだが、かえって食卓に用いる勇気が生まれるから

⑳常滑山茶碗
⑳常滑山茶碗(鎌倉時代) D15.8㎝ H5.1㎝ わずかに補修有り 秦秀雄旧蔵 一種定番であろう常滑の山茶碗。おかずを盛るのに持ってこいであった。かなり使い込まれたもので、肌がよく落ち

㉑陶片箸置
㉑陶片箸置(桃山時代) 美濃唐津の巾8cm 赤志野の巾5.4㎝ 美濃唐津と赤志野の陶片を箸置に見立てて。いずれも深い見どころを感じて身の傍に置いて使っていた。資料として貴重なものではあろ

㉒織部平向付
㉒織部平向付(江戸初期) 12.6×10.8×4.7㎝ ソゲの共修理有 形容しがたい器形、形容しがたい絵付。まさしく他の産地には比類がない。これが織部の良さかもしれない。茶懐石の道具なが

㉓鉄釉小皿
㉓鉄釉小皿(江戸初期) D12.9㎝ H2.8㎝ 一見、何の変哲もない美濃の鉄釉小皿だ。しかし、見込みのこの釉剥ぎはどうだろう。ぐっと指で勢いよく拭ったのだろうか、まるで修行を積んだ禅僧

㉔鉄絵唐草文石皿
㉔鉄絵唐草文石皿(江戸時代) D30.7㎝ H5.5㎝ ホツ、ソゲあるものの良好 なんとも面白き石皿である。外周付近に唐草文をさらさらと描いており、その筆のなめらかさが気持ち良い。見込み

㉕絵唐津片口
㉕絵唐津片口(桃山時代) D14㎝(注口を除く)H7.5㎝ 金直し、ニュウ、高台に朱漆下駄 時代桐箱を伴う 鉄砲口と、自由に歪んだ器形、そして勢いの良い絵付けがなんとも力強い魅力をもつ片

㉖太白手吹墨吉字文盃
㉖太白手吹墨吉字文盃(江戸時代) D8.8㎝ H4.2㎝ 珍しきもの。古染付を意識してつくられたものであろうか、吉字に吹墨をまとわせている。磁器の白さとは違って、黄色みを帯びた陶肌に淡い

㉗古瀬戸灰釉鉢
㉗古瀬戸灰釉鉢(室町時代) 巾18.8㎝ H9.2㎝ 古い金繕い 窯中の火勢によるものか、大きく歪みを生じた灰釉鉢。だからこその魅力があり、料理だけでなく、酒注のうつわとしても活用できる

㉘鶏龍山鉢
㉘鶏龍山鉢(李朝前期) D18.8㎝ H8.2㎝ 傷の古い繕い有 時代桐箱が伴う 鶏龍山らしいシャープな器形。白刷毛と深い茶褐色のコントラストも良い。傷はあれど古い繕いが風情を纏っている

⑨古染付圏線文皿
⑨古染付圏線文皿(明末) D20.6㎝ H4cm 非常に珍しいモダンデザインの古染付である。20センチ強の寸法もありがたく、幅広い用途がかなう。どんな料理でも菓子でも似合うに決まっている

⑩灰釉猪口
⑩灰釉猪口(江戸時代) D6cm H5.2㎝ 四客有 それぞれ小傷 御深井の灰釉猪口。伝世の肌が美しい。そしてこの簡素なる姿。何ものにも媚びていない素直な形だと感じる。私は食卓の茶によく

⑪呉須鶴文茶碗
⑪呉須鶴文茶碗(明末) D12cm H5.5㎝ 皿や鉢は多い中、呉須の碗は探すと見つからぬ。見込みの円圏に飛鶴を描いただけの簡素なデザインもまた珍しい。甘手だが砂糖菓子を思わせる釉肌で、

⑫剣先コップ
⑫剣先コップ(明治時代) D7㎝ H8.6㎝ 豊かな気泡と紫味を帯びた剣先。当時の工業製品ながら手作りに近しい魅力を持っている。この色合い、この小ぶりな寸法。実におもしろきガラスコップ。

⑬秋草文蕎麦猪口
⑬秋草文蕎麦猪口(江戸時代) D7.6㎝ H5.8㎝ 口のソゲ(補修中) もやがかる茫洋とした野に、楚々として秋の草花が揺れている、そんな抒情的な蕎麦猪口である。紫色の霞が上部に配されて

⑭白楽花形向付
⑭白楽花形向付(江戸時代) D16.5㎝ H5.2㎝ 縁の金直し有 珍しい白楽の花形向付。百合であろうか。印がなく作者は判然としないが18世紀のものであろう。楽向付は黒や赤が主流だがこの

⑮古伊万里白磁蓋茶碗
⑮古伊万里白磁蓋茶碗(江戸時代) D10.3㎝ H6.2㎝(蓋含まず) 白磁は嘘がつけない。形に本質がそのまま表れてしまう。だから難しい。…そうした評をされる白磁だが、こと古伊万里白磁に

⑯古染付芭蕉文皿
⑯古染付芭蕉文皿(明末) D15.2㎝ H3.4㎝ 桐箱を伴う 芭蕉葉を大胆にデザイン的に配した古染付の皿。葉脈の書き方といい、これを迷いなく書けてしまうのは尊敬できる。さてこの芭蕉の上

⑰柳文石皿
⑰柳文石皿(江戸時代) D23㎝ H4.3㎝ 桐箱を伴う 枝垂れた柳の枝葉を三つ、さらっと描いただけの石皿。簡素きわまりない構図なれど、そこに宮本武蔵さながらの深みを感じさせてくれる図だ

⑱無地志野盃
⑱無地志野盃(桃山~江戸時代) D6.7㎝ H3.5㎝ 銀繕い有り かわいらしい寸法の無地志野盃。ちょっと呑みたいな、という気分の時に用いたいもの。見込みがきれいで、酒を入れるとなおさら